前回の記事で、年々投手の投げるスピードが平均的に上がってきているということを検証しましたが、今回は『限界への挑戦』、その年1番速い球を投げた投手の球速も上がってきているのかどうかということを検証したいと思います。
年度別の千葉ロッテの球速王は以下のようになっています。
表1
年度 | 選手名 | シーズン最高球速 |
---|---|---|
2024 | 佐々木 朗希 | 162キロ |
2023 | 佐々木 朗希 | 165キロ |
2022 | 佐々木 朗希 | 164キロ |
2021 | 佐々木 朗希 | 158キロ |
2020 | 澤村 拓一 | 158キロ |
2019 | 東妻 勇輔 | 155キロ |
2018 | 岩下 大輝 | 153キロ |
2017 | スタンリッジ | 153キロ |
2016 | 益田 直也 | 154キロ |
2015 | イ・デウン | 155キロ |
2014 | カルロス・ロサ | 152キロ |
2013 | カルロス・ロサ | 155キロ |
2012 | 内 竜也 | 154キロ |
表をみると、2012年は内投手の154キロから2024年は佐々木朗希投手の162キロと約8キロほどアップしており、最高球速も平均球速同様に年々上がってきていると捉えてもよさそうに思えますが、2021年から4年連続でロッテの速球王となっている佐々木朗希投手1人で高い数値を叩きだしているのが現状です。
一旦殿堂入り投手として表から外して代わりにその年2番目に速い球速をだした選手を表に加えて一覧にしたものが下記の表2になります。
表2
年度 | 選手名 | シーズン最高球速 |
---|---|---|
2024 | 横山 陸人 | 156キロ |
2023 | ペルドモ | 156キロ |
2022 | ゲレーロ | 163キロ |
2021 | 国吉 佑樹 | 157キロ |
2020 | 澤村 拓一 | 158キロ |
2019 | 東妻 勇輔 | 155キロ |
2018 | 岩下 大輝 | 153キロ |
2017 | スタンリッジ | 153キロ |
2016 | 益田 直也 | 154キロ |
2015 | イ・デウン | 155キロ |
2014 | カルロス・ロサ | 152キロ |
2013 | カルロス・ロサ | 155キロ |
2012 | 内 竜也 | 154キロ |
この表を見ると、2012年は内投手の154キロ、2024年は横山投手の156キロで、12年間でさほど球速が上がっているとは言えない状況が見てとれると思います。
2022年に今年から千葉ロッテに復活するゲレーロ投手が163キロと凄い値をだしていますが、それ以外は大体どの年も155キロ前後になっており、多少の球速の上昇はあっても、そんなに極端に球速が上がっているとは言えない状況かと思います。
今回の調査をまとめると千葉ロッテの速球王の球速については以下のようになります。
調査にいれるかどうかで調査結果が変わってしまうという、ある意味怪物ぶりを見せつけた佐々木投手も今シーズンからはメジャーに挑戦します。千葉ロッテ→メジャー挑戦した選手で最近活躍した選手があまりいないのでがんばって欲しいものです。
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